【鏡坂バッティングセンター】大谷翔平頑張れ?応援なんかする前に自分の情けない現状を打ち返せ!

お世話になります、編集長のRです。

今回はブログ管理人のマー君にバッティングセンターへ呼び出されたので久々に行ってみることにした。

 

自分は昔、パターゴルフをする為にここ【鏡坂バッティングセンター】へお邪魔することも多かったのだが、野球のバッティングはほぼやったことがない。

日田で野球をやっている、または興味がある大人や子供達のほぼ100パーセントが来たことがあるという噂のこの場所。

遡ること10年、いや10年以上前になるか…天神町に一度バッティングセンターができたことがある。しかし風のうわさでは近隣からの反対があったとかなかったとかで僅か数年で潰れてしまった。

ストリートビューで2013年まで遡って確認してみたが、おそらくすでにアパートになっている様で確認することはできなかった。

ただ、代わりにそのすぐ横にあった『everyone』という懐かしのコンビニを発見することができた。

 

この天神町と、現在咸宜小学校の前にあるファミリーマートが当時はeveryoneだったと記憶している。

調べてみると、九州を中心に存在したeveryoneは買収や合併により現在はファミリーマート等に生まれ変わってしまったようだ。

店内厨房でパンやおにぎりを製造していた事もあってか非常に味が良く、種類豊富な手作りメニューが他の大手コンビニとは一線を引いた画期的な店舗だっただけに無くなってしまった時には結構なショックを受けたものだ。

だがしかし、現在でも市内にはフレッシュマートたちばなさんの様に個人経営で地元民から絶大な人気を誇るコンビニも存在する為、今後の個性派コンビニ市場に注目していきたいと思う次第である。

マー

今回って個性派コンビニ特集でしたっけ?

知らん。

 

鏡坂バッティングセンターへ 

外観に惑わされるべからず

着いて早々【売地】という文字が目に入る。

「あれ?もしかして潰れた?」と思ったが心配無用、受付にしっかりと店員さんがいた。

「バッティングしてもいいですか?」と聞くと「はいどうぞ」とおばちゃんが優しく返事をしてくれた。当時と変わらない風景だった。

 

外観がこんな感じなので躊躇するのも分かってもらえるだろう。

しかも自分が来た時はまだ誰もお客さんがいなかった為その不安は絶大なるものだった。

 

ノスタルジックな雰囲気漂う壁イラスト

 

バッティングセンターといいながらパターゴルフのイラスト…もちろんパターゴルフもある(あった)のでその名残ではあるだろうが。

そしておそらくこの絵の両親はゴルフガチ勢の様相だ。父親はラフという名の雑草畑に座っており、母親の目は単純に座っている。

様々な思いを抱えながらも壁イラストを背にした俺は店内へと足を踏み入れた。

 

登場した野球中年

誰もいないベンチで待つこと数分。

呼び出した割に遅刻してきやがったそいつは俺を見つけるなり口笛をピュイと吹き、近付く俺にこう言った。

 

「待った?」

R編集長

金属バットで殴ろうかと思いました。

 

今回の目的

バッティングしてみる

どうやら今回呼び出したのは、野球経験のある彼が久々にバッティングをやってみたいけど一人じゃなんか恥ずかしいから俺を誘ってきた的な話だった。

殺意が前に出すぎてあまり話が入ってこなかったものの。

 

あいさつしてすぐ彼は110キロのバッターボックスに入った。

素振りしながら「うわー懐かしいなー、ただ眼鏡変えてから距離感微妙なんだよなぁー、そういえば腰も痛いし」など保険言語がうるさいけれどとりあえず打つ様子をじっくり見てやろうと思う。

 

お、意外にも構えはちょっとだけそれっぽい。

細かい部分は分からないが、シルエットだけで野球のバッターと分かるくらいにはやっていたようだ。

 

軸足と反対の足を上げてしっかりタイミングをとる。野球中継なんかでよく見る光景だ。

 

行け!

 

行…け…

 

前には飛んだけど!前にはなんとか飛んだけども!!

マー

あーーやっぱり眼鏡変えてから1回も来てないもんなーー!あと腰も痛いし!今年本厄!!

保険言語うるせぇ!

 

しばらく自由に打たせてみる

お、構えを少し変えたようだ。

さっきの構えを”スタンダード”とするならば、こちらは”ストレイトボーン”と言ったところか。

ただこの無駄すぎる真っ直ぐな姿勢は、初動の大幅な遅延を招き、スイングも安定する機会を得られないまま、恐らくではあるがすっごくブレる。

意味の不明なからのは、一連の流れ等を掴むことの無いまますっごくブレる。さぁ中年よ、振れるものなら振ってみなさい。

 

マー

種田の構え

野球好きしか分からんボケすな!

 

普通に空振りしてすごすごと打席を後にした彼は、そのまま隣にある左打席のボックスへと入り、無言で構えた。

 

「あれ?マー君右投げ左打ちやったっけ?」

返事は無かった。

右投げ左打ちとは

柳田悠岐(管理人がホークスファン)・イチロー・松井秀喜・大谷翔平などの大打者に多い傾向のあるスタンス。元々右利きではあるが打席では左打ちという特徴を持つ。

理由としては

・左打席の方が一塁に近くセーフになり易い
・利き目が右ならば左打席の方が見やすい
・そもそも”右打席”と言うけれどピッチャーから見て右ってだけの話やん?あとスイングってのはグリップエンドに近い手の方が大切やし、それなら利き手の右が重要になるべきなのはいわゆる左打席やし。それって何かおかしない?洗脳ちゃうん?(マー君談)

 

とにかく彼はコンタクトに入った。

機械から投げ出されるボールのタイミングと軌道を予測したかのような足上げをしながらも表情は真剣そのものだ。

 

思い出と共に

話を聞くと彼は中学生の頃野球部で、日々練習に明け暮れていたようだ。

中学3年生当時の全校生徒120名ほど、その中で野球部は試合のできるギリギリの10人だったと聞く。

3年生最後の試合、彼の守ったポジションは…スコアブック係。いわゆる補欠だ。

一年生も含めた部員10人中9人はスタメン、その中で唯一の補欠が彼だったのである。

そして3年生最後の試合だからとお情け代打で出たらしいのだが、その時の記憶は全くないとの事で彼の青春も一緒にゲームセットしてしまった模様だ。

そんな3年間の想いをぶつけるべく今日という日が存在したのかもしれない。

さぁ哀しき怪物よ!今こそ達成できなかった青春の1ページをここに刻むのだ!!!

 

いやセーフティバントかーい!・・・かーい!・・・カーイ!・・・カーイ・・・カーイ…カーイ…カーイ… …

 

ワニとの別れ

 

ほんっっとに気を取り直して、ちゃんとバッティングをして下さい。何だその体系は。

 

お、往年のイチロー選手を彷彿とさせる構えじゃない。これはちょっとだけヒット性の当たりを期待するぅええええーーーーいいい!!!

 

キッチンミトンじゃねーか!!!

それも若干使用感のあるガチキッチンミトン!何それ自宅から持ってきたの!?その、アレか、打撃を極めすぎて通常のバッティンググローブでは満足できなくなってしまったパターンの、変態バッター故のアレか、末路か!!

さぁ打ってみな体重三桁野郎!!!

 

マー

キッチンミトンじゃねーか!!!

俺言ってたし!!!

 

はぁはぁ、もうツッコむのも飽きたわ。

で?今度は何それ。その指のキモいの。

 

マー

ガブッチョわにくんですけど?

常識をお前の物差しで測るな。

 

マー

絶対必要だと思って持ってきてはみたけど、意外と指にフィットしなくて外れちゃうんですよねー

 

マー

あーあ、ほらこんな感じでポロポロと。
仕方ない、じゃあ行きますよ、せーの

 

マー

種田

本物の種田選手連れてこい。説教してやるから。

 

もうテンポよくいくよ。

はいはい構えるのね。ガブッチョわにありきで構えるのね。足を上げてさぁ打ってみなさい。

 

どんな三振やねん。三振ありきの顔やないか。

「俺の事はいい、娘を…頼ん…ガクッ」フェイスするんじゃない。放せ放せワニどもを。これ単体で見るとお前がワニに襲われてるみたいじゃねぇか。ワニにも謝れ。ひいてはアメリカやオーストラリアにも謝れ。何だその体系。

 

『今までありがとう。じゃあ僕たち行くね。』

 

え、待ってくれワニたちよ。行ってしまうのかい…

意思を持っていた事には今気づいたけど、それでも別れってやつはいつの時代も胸を締め付ける物なんだな。へへへ、目にゴミが入りやがった。

 

『お二人共、これからも日田市の発展に貢献して立派な超(スーパー)日田人になって下さい』

ありがとうガブッチョわに君たち。安心してくれたまえ、これからも日田市は変わることなく、いや今以上の盛り上げを見せる様努力すると約束する。何と言ってもワニ君たちが作り上げた未来だ。この手で必ず、成し遂げることをここに誓おう!

 

『ありがとう…ありがとう…ありがとう…』

 

『やっぱもうちょっとだけワーーイ!』

R編集長

永遠の別れじゃないのかよ!!良かったーー!!うおぉぉーー!!

 

福岡ソフトバンク中年ホークス

そろそろ本気出す

マー

あ、ワニとかどうでもいいんで僕のバッティング見てもらってもいいですかぁ?あん?

グスン、いやもうお前に構ってる暇はねぇんだけどな。

おお何その衣装、自前?顔むかつくけど。

 

マー君

去年の”鷹の祭典”でもらったユニフォームです。ちなみにLLサイズは既に無かったんでLサイズです。まぁ別に余裕のよっちゃん、余裕のヨルムンガンドです。

別名ミドガルズオルムか!!

※北欧神話の話です

 

さて例によって打つ気マンマンの彼はこう言った。

「そろそろ旨味が欲しい」と。

俺も長々とこの記事を書きながら強く思っている。

「そろそろ旨味が欲しい」と。

 

少し特殊だが”オープンスタンス”な構え。

眼鏡な人物の場合は足を真っ直ぐ縦に並べる”スクエアスタンス”よりも、若干顔が正面を向くため打球を見やすいとされているこの構えがフィットしているのかもしれない。

 

からの”神主打法”

落合博満の構えとして有名なフォームである。

バットを寝かせずユラユラと揺らしながらタイミングをとるその姿が神主に似ていることからそう名付けられた。

しかしこの構えは落合本人も発言しているが「真似してはいけない打法」の一つである。本人のクセなどから試行錯誤した結果行き着いた打法なので素人が急にやってもどうにもならないのである。

 

そして”一本足打法”

見ての通り足を高く上げ、それを降ろす際に生まれる力強いスイングでボールを遠くに飛ばすことのできるフォームである。

しかしこれも神主打法同様に真似してはいけない打法の一つである。

何といっても、バランスが崩れやすくタイミングも合わせるのが難しい。

色々と解説したが、恐らくどの構えでも結果は変わらないことだろう。てか結局どの構えで打つねん。

では続きを見てみる。

 

な?

予想通りの豪快な三振。っていうか多分こいつ左打席は今日初めてやった感がある。それくらい何も見えてないし、見るに堪えない。あとパンツ出てるから隠しとけ。ドラえもんのパンツ。

 

マー

横っ腹やっちゃったんで帰ります…

痩せろ。

 

プチギャラリー ~まぐれなヒット性の当たりにご満悦な怪物~

 

隣接する卓球場へ

内装

バッティングと通路を挟んで反対側にあるのが卓球場

ここも昔は遊び場の少ない日田のなかで友人らとよく通ったスポットである。

 

約20数年前、学生だった頃にはすでに年季の入った施設だったが、今となっては天井の一部が剥がれてしまいコンクリートの床もヒビや削れでかなり傷んでいる印象を受けた。

 

よく見ると排水管のような箇所にピンポン球がフィットしている。

実際に触っていないのでピンポン球である確証は持てないのだが、色・ツヤ・場所と順序良く推理すれば状況証拠の数え役満でこれはピンポン球だと推測できる。

ちなみに英語表記で【PING PONG】でピンポン、【HONG KONG】でホンコン。

ではなぜ【KING KONG】はキングコングと発音するのだろうか。キンコンではないのか。

二日酔いの中調べてみたのだが、どうやら中国語表記の英語か、純粋な英語かによって発音が変わるらしいのだが、細かいことはよく分からなかった。二日酔いなので。

 

マー

二日酔いの所ごめんけど、ちょっとコレ撮ってもらっていい?

 

何これ?

 

マー

ガブッチョわにくんの親戚、ハンマーヘッドシャークとウバザメ

何が?

 

ご覧の通り、なかなかの渋みが湧きあふれるスポットである。

空調の機械なんかはおそらくどの業者に問い合わせても清掃や修理を断られること受け合いな雰囲気を醸し出している。

 

出入口の戸はガムテで補修されており、その補修もかいくぐる程の劣化が押し寄せてきている状況だ。

ガムテープのクルッと加減が日田名物のたらおさに似ていなくもないと感じた。

プチっと日田講座

たらおさ

たらのエラと胃を干したものを水で戻し甘辛く煮付けた郷土料理。
お盆の時期に食卓に上がることが多く、海無しシティである日田市で昔から重宝されていた海産物の一つである。
ちなみにたらおさを出荷している北海道稚内ではこの部位をどうやって消費しているのか知らない漁師も多いらしい。

 

締めのお言葉

”青春”は戻ってこない代わりに刻まれる心のブックマーク

少しばかり無意味な文章を書き続けたので、最後は撮り溜めた写真を見て頂き浄化した気持ちで終わりにしたいと思う。

皆さんも学生時代に通った場所、食べたお店、ケイドロした神社はあると思う。

大切な記憶の1ページではあるが、思い出や過去の栄光にすがっていてはもっと大切な明日への一歩を踏み出すことはできないのである。

 

水前寺清子はこう歌っている。

『幸せは歩いてこない だから歩いて行くんだね』

待っていても幸せ(未来)は来てくれない、自分の足でしっかりと幸せ(夢)に向かって歩き出していきなさいという、心打たれる歌詞である。

 

スキマスイッチも全力少年でこう歌った。

『あの頃の僕らはきっと 全力で少年だった 世界を拓くのは誰だ』

大人になり夢中になること、何かを追いかけることを諦めてはいないだろうか。今からでも間に合う、あの頃を思い出して今を精一杯生きろと背中を強く押してくれる歌詞となっている。

 

私編集長、並びに管理人マー君の高校時代に最も推してた”X-JAPANのHIDE”はロケットダイブの中でこう歌う。

『大体おんなじ毎日 そいでまぁまぁそれなりOK だけどなんとなく空見上げちゃうんでしょ』

今の自分を変えたい、マンネリ化した現状を打破したい、けれど全てにおいてなぁなぁになってしまっている情けない自分をもう一度奮い立たせてくれる最高の歌である。

 

またL’Arc~en~CielはHONEYの中でこうも歌っている。

『かっ わいっ たぁあーー』

渇いた心を満たす、いい歌詞である。

 

そして粉雪を歌ったレミオロメンは粉雪の中でこんな風に粉雪を表現している。

『こなぁーーゆきぃーー』

 

最後に反町隆史がこんな感じで歌っていた気がする。

『ポイズンがぁ、なんか言いたいこと言えない感じでぇ、だから俺の松嶋菜々子、めっちゃポイズン』

 

 

次回のお知らせ

次回は隣接するゲームセンターでおだたる様子を記事にしたいと思う。

そこで目にした驚愕のゲーム筐体をプレイする様子を見て頂こうと思うのだが。

 

ゲームのヒントを置いていこう。

”2つの丸くて突起の付いたやわらかい物を押し付け合って相手を泣かせたり快楽を得たりするのが特徴で、主人公はお尻の可愛い「ア〇ル」というキャラクターである”

気になる方はぜひチェックしてみてくれ。以上R編集長でした。ではまた!

 

※記事更新しました

 

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