大分県日田の歴史を映し出す【千年あかり2023】幻想的な風景に感じる癒しと生活 -豆田町観光マップ-

はじめに

千年あかりとは

大分県日田市の秋の風物詩。
天領まつりと同時期に行われる夜の祭典で約3万本の竹灯籠に火を灯し幻想的な風景を映し出すイベント。

元々は竹による森林破壊を防ぐために始まったとされ、現在では【臼杵市の「竹宵」】【竹田市の「竹楽」】と共に『大分三大灯り』と呼ばれている。

 

今回の記事について

日田市は杉の産地として有名な土地です。

日田杉は近年では建材や加工品としての需要が高く、また海外にも出荷している日田を代表する特産品です。

そんな日田杉を差し置き、秋の風物詩として君臨するのが今回紹介する『千年あかり』の竹灯籠です。

土手沿いに並んだ無数の灯籠の中を歩いたり、地元の学生が制作した竹細工に明かりを灯したりと幻想的な風景が広がります。

今回はそのイベントに参加してきたのでレポートしたいと思います。

 

千年あかり

河川敷

今回のメインと言っても過言ではない、河川敷の竹灯籠です。

この場所は階段を下りてすぐ近くまで行けるので撮影スポットとして人が集まっていました。

 

 

道の端にも竹灯籠が並んでいます。

 

ちなみに中はこんな感じ。およそ3~4時間燃え続けるキャンドルが入っています。

このイベントはオープニングセレモニー合わせて3日間開催されるので、燃え尽きた殻を日中に回収、交換する(と思われる)ので3万本ともなればかなりの労力かと思います。

 

河川敷(お昼の様子)

お昼はこんな感じです。最終日の天領まつりに来た際に撮影しました。

 

 

ちょっと休憩

賑わいを見せる夜の豆田町

 

河川敷に設置されたステージではイベントが行われていました。火を使ったイベントの様で、遠くからしか見えませんでしたが迫力のあるステージでした。

 

道端の灯籠も微笑ましい

 

 

学生たちの作品

川沿い付近にあるのは『日田林工高等学校』『昭和学園高校』の学生たちが制作したポイントになります。

 

娘と竹灯籠

 

 

 

【動画】ゆらめく竹灯籠

この区画一帯はなかなか人波が途切れず、人気の場所でした。

制作も細かく、見ていて飽きませんでした。

 

徘徊する変質者

 

学生たちの作品(お昼の様子)

キャンドルを一つずつ入れ替えるのが大変そうです。

 

 

その他街中の竹灯籠

【草野薬局】さん前は、色とりどりな光の竹灯籠がありました。

 

竹の中に聖母マリアの姿も

 

【草野薬局】昼の様子

 

昼は聖母マリア現れず

 

【秋子想(ときこそう)】さんの駐車場には和傘を使った飾りがありました。

 

様々なスポットで趣向を凝らした明かりが飾られていました。

 

当日の出店と豆田のお店

キッチンカーや屋台が各地で出店しており、川沿いには屋台が並んでいました。

 

名もなき唐揚げ屋台の唐揚げ。間違いのない旨さです。

 

豆田にあるお店も食べ物やイベントで賑わいを見せていました。【雛御殿】さんは団子汁や甘酒、ぜんざいといった食べ物を提供。

建物の外側にはプロジェクションマッピングも行われていました。

 

こちらは【もつ焼きラボ まめ吉】さん。

 

以前の豆田町散策の際にお伺いしているのでそちらの記事も貼っておきます。

https://my-life-of-hita.com/mameda-mamekichi/

 

隣のそば処【草八】さん。

毎月ここで『たのもし』をしているんですが、ここ数年は参加できずご迷惑をおかけしております。

『たのもし』とは

頼母子(たのもし)と書き、頼母子講(たのもしこう)とも呼ぶ。
室町時代に普及した民間互助組織で、ざっくり言うと一定の積み立てをしながら飲み会や旅行に行ったりするイベントの事。日田市では一般的な行事として親しまれている。

 

こちらは【こだわり大分】さん。地元のこだわった特産品などを取り扱うお店です。

 

次の日に通りかかると、しいたけお吸い物の試飲を行っていました。

以前頂いたことはあるんですが、この日は日中も風が冷たく、少しでも温かいものを欲するゆえに足が止まりました。

中に柚子胡椒を入れてくれたんですが、これが相性抜群!味自体も美味しいし、体も温まって最高の一休みになりました。

 

天領まちの駅にも屋台とキッチンカーがありました。

 

 

日田やきそばの名店【味の珍さん】も出店中。10月に行われたツールド九州2023にも出店されていました。

https://my-life-of-hita.com/tour-de-kyushu-event/

 

あちこちでお酒の販売も行われていました。

日本酒にハイボールに生ビールと、近所に住んでいるなら全部味わいながら千年あかりを楽しめる事でしょう。僕は今日は運転手なのでアルコールNGでした。

その他お店や出店の画像です。

 

豆田町全体が賑わいを見せていました。

 

日田ランタン・金魚ねぷた

明かり繋がりで『日田ランタン』というイベントもありました。

ライトアップされた巨大なランタンが迫力&幻想的でした。

 

このモチーフになった日田どん は平安時代に実在した相撲の神様。

迫力満点で4メートルを超えるランタンは見ごたえがあります。

 

こちらはかぐや姫。

 

月まで制作されています。

 

 

広場に並んだランタン。

 

こちらは『五馬媛(いつまひめ)』という五馬山の地域を領した女首長をモチーフにしています。

 

美しい描写に心が癒され…おや?この柵に囲まれた水路は…

 

以前の豆田町散策で遊んだ柵です。叫んでます。

https://my-life-of-hita.com/mameda-sansaku2/

 

くまモン。

 

めじろん。

翌日の天領まつりで本物を見かけたので写真を撮らせていただきました。

 

 

そして淡窓さん。ゆるきゃらランタン、癒されます。

 

これは『金魚ねぷた』。青森県の伝統工芸品との事です。千年あかりのパンフレットにはランタンと並んで紹介されていましたが、なかなか見つけることができませんでした。設置数が少ないんでしょうか?

 

長福寺にてイベント

ハート型の竹明かり

 

豆田町にある【長福寺】さんではジャズのイベントが行われていました。

 

敷地内にも多くの竹灯籠が飾られ、音楽とのコラボレーションが素敵でした。

 

長福寺さんの敷地内にはお店の出店もあり、賑わっていました。

 

 

まとめ

月隈公園の遊具(夜)

 

今回は日田市のイベント『千年あかり』をレポートしました。

翌日は『天領まつり』に行きましたので次回記事ではそちらを紹介したいと思います。

毎年この時期に開催されるイベントなので、今年見れなかった人は来年ぜひ見に行ってください。画像や写真で見るのとは違ったリアルな感動がありますので。

来年は灯籠に火をつけてまわるボランティアにも参加してみたいと思いました。ではまた。

 

フォトギャラリー

 

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