役に立たない【日田市観光ガイド】ここだけは絶対オススメされていないスポット紹介~豆田町 後編~

毎度お馴染み、地元の人間によるマニアックな観光スポットをメインで紹介する【おだたり観光案内所】

前回に引き続き日田市豆田町散策の後編となります。

前回の記事を見逃した方はこちらから↓

オススメされていないスポット紹介~豆田町 前編~

今回の見どころとしては 佐藤座梨乃介、そろばん塾から眺める少女、憩いのスポット等やはり誰も気にしなくていい事メインでお送りします。

さっき決めた前回の優勝ワードは『キング情緒』となりました。
気になる方はぜひチェックしてみて下さいね。

R編集長

今回は有名な『赤司ようかん』さんからレッツスタート!

 

『頭文字全部M』と迷ったんですけどね、優勝。

R編集長

レッツスタートっつってんだろ!!

  

前編の要約

日田市の豆田町を散策しています。

豆田町は重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、「小京都」とも呼ばれる美しい町並みが残っています。

前編の豆田散策では、豆田町の歴史や文化について説明しながら、名所や名所ではない場所を巡りました。感想や写真をたくさんアップしていますのでよろしくお願いします。

 

誘われて日田 手をつないで歩く豆田

ブラブラと散策しながら御幸通りの中ほどまで歩きます。

ちなみに豆田町は歩行者天国ではなく、また一方通行でもない為普通に車が行き来していますので、よそ見したり夢中で写真を撮っていると気づかない間に事故という場合もありますのでご注意下さい。

行き着いた最初の目的地はここです。

 

赤司日田羊羹本舗『赤司ようかん』

赤司日田羊羹本舗さん、通称『赤司ようかん』さんは、県内外の方から地元民to地元民まで幅広く愛されている人気のお店です。

お店の歴史を貼っておきますので是非お読みください。

赤司家は元来、有馬家が藩主を務める久留米藩(現在の福岡県久留米市)の藩士として代を重ねて参りました。

 明治維新の後、当店の創業者である赤司夢帰次(あかし むきじ)が菓子職人としての修行を終えて、ここ天領日田豆田の地に菓子砂糖商として菓子店を興したのが明治24年(1891年)のことでした。

 当時の日田郡役所より「日田を代表するような菓子を作れないか」と御用命を賜り夢帰次が考案したのが、すっきりとした甘さに淡い色合い、そして何より他には無い独特な小豆の風味が魅力の日田羊羹です。

 夢帰次の考案した日田羊羹は独特の製法で作り出され、防腐剤や真空パック等の保存技術の無い当時、表面が糖化して固くなり、そして痛まないとして遠い戦地の慰問袋に華を添えたと伝えられております。

 当店はこれからも夢帰次の考案した製法を守り、日田羊羹製造元として美味しく安全な菓子をお届けするために日々研鑽して参ります。

四代目 店主  赤司 裕昭 

引用元URL:https://www.youkanya.co.jp/?tid=6&mode=f1
引用元サイト:赤司日田羊羹本舗ホームページ

 

こちらの人気商品は『赤司の日田羊羹 一枚物・流し』という商品になります。

画像は赤司日田羊羹公式ホームページより抜粋

引用元URL:https://www.youkanya.co.jp/?mode=cate&cbid=2632951&csid=0
引用元サイト:赤司日田羊羹本舗ホームページ

人気の秘密としては、経木に包んで箱詰している為、日が経つごとに表面の結晶化が進みザクザクした食感も楽しめるという点です。

この食感を求めて地元民も「あ、おみやげ用です」とか言いながら買い、その日に包装紙を破り1~2日放置するという習慣があります。これは僕と僕の母親がよくやる習慣なので市民儀式と言っても過言ではないでしょう。結晶化した砂糖がザリザリするのが非常に心地よいです。

R編集長

砂糖がザリザリ…佐藤座梨乃介…ププッ

何か言いました?

R編集長

秒で持ち場に戻りなさい。

 

自動で飲み物を販売する機器、略して

豆田にてたまにお見掛けするこういったシックな自動販売機ですが、どうやら町の景観に合わせた色彩になっているようです。

同じ大分県内では湯布院が同じような理由で自動販売機やコンビニをモノクロなカラーで出店しています。

ただこれは条例とかではなく【町の決まり事】的な物なので、たまにそういったのがあるよっていう感じです。

細かい気遣いですがそういった所にも手が届くコカ・コーラ社さんはエラいよ本当。

R編集長

変わった自販機まとめもいつかやりたいね。

 

罠段差

いや、ちょ、待って待って!

前回紹介した日田杉トイレの向こう側、向こう側のスペースから出るところよ!

ポールとポールの間にうっすーら段差あるやん!段差と言っていいのか分からないけど少年野球のマウンドより少し低いレベルの段差が!つまずいちゃったよ!おじさん最近すり足気味に歩く癖があるからつま先がムリン!ってなってよろけちゃったよ!

R編集長

どこよ?段差なんてある?

ほらココ!見えてる地面の切り口もちょっと山なりになってるでしょ!?ココですよココ!ココで僕は刹那つま先がムリン!ってなって足首が逝っちゃったんですよ!絶対要改善箇所ですよねココ!これは誰に言えばいいんですかね!?

R編集長

お母さんにでも言えば?

 

『松原そろばん塾』の少女

来ましたね、ザ・グンバツ雰囲気塾。

そろばんを習うと簡単な暗算とかがすぐ出来るようになるのでオススメです。かくいう私も小学生の頃に習ってました。ただ4級までしか習得しておらず、履歴書とかに書いてもいいレベルは3級以上だそうでそのまま闇に葬り去られた資格となってしまいました。その事実を知った時にはとてもたまがってしまいました。

プチっと日田弁講座

【たまがる】…驚く、びっくりするという意味。
使用例:社長からの結婚ご祝儀がドラモリ抽選券でえれぇたまがった。

 

さてボチボチこの場を立ち去ろうかねなんて足を踏み出した時、どこからともなく視線を感じましてね。

やだなーこわいなーなんて言いながら何気にすーっと見上げたんですよ。そしたら

 

人形みたいなのがじーーっとこっちを見てて。こっちもあわわーーなんつって。前を散歩してたおばあちゃんもそば饅頭を喉に詰めちゃって。げほげほーーなんつって。背中トントトーーンって叩いて。そしたらスポポポーーンってそば饅頭出てきて。おばあちゃん咳が止まらなくなって。いやー本当に怖いですね、誤嚥性肺炎。

R編集長

淳二どこ行った。

 

暇だったのでこの一枚の写真からこれは何ていう工芸品なのか調べられるかなーと思って、私達一生懸命調べました。ネットを駆使して調べ尽くしました。そしたらね

見つかりましたよ(ニッコリ)

R編集長

淳二と紳助の特番?

 

どうやらこれは【津和野和紙人形】という、島根県津和野町の工芸品の様です。

近年の津和野和紙人形は色が明るくなったり、隠れていた目を出したりと可愛い作りになっている物も多数あるようです。

ただ公式販売サイトなどはほぼ存在せず、メルカリや楽天などで取引されている商品がほとんどでしたので、興味がある方は探してみるのも面白いかもしれません。

 

なんて、そんな情報をつらつら綴っているとひとつ思い出したことがあります。津和野和紙人形の画像を検索しているうちに小学校時代の記憶が脳裏をよぎりました。

 

あの日の妹

平成元年4月、僕は地元の小学校に入学します。当時全校生徒16名、山奥よりもう少し奥の山奥にあるキングオブ山奥山小学校に、その年新一年生として入学した子供は僕一人だけでした。

当時大分のニュースでは『たった一人の新入生』なんて見出しの付いた地元の新聞とテレビで放映されたあの頃。

小学校にはクラスが4つしかなく、二年生以降は生徒の少ない他学年と同じ教室に配置して授業する『複式学級』という形式が採用されていました。

本来新一年生は2人いるはずだったんですが、もう1人が直前で街中に引っ越してしまった為仕方なくロンリネスアドミッションな僕はよく校長室に遊びに行っていました。

小さな職員室を抜けた先にある重厚な扉の校長室、その壁に掛かっていた人形が何を隠そう津和野和紙人形だったのです。

僕は学年で一人ぼっちの寂しさを紛らわせるべくその人形によく話しかけていました。いつしかその存在は『マーくんの妹』と周囲にも認識されたようで、六年生になって卒業する時にはその人形を貰って帰ることになりました。

実家をリフォームした際に妹は空に昇ってしまいましたが、僕の青春を語る上で外せないエピソードとなっております。

…ありがとう妹、いや、ナスターシャ…

R編集長

外国人だったのかよ!

 

何でもない時間

「わんわん!わんわわーん!わわん!わんわん!うーーわんわんわわんわんラクリマクリスティわんわん!」

R編集長

ラクリマ・クリスティ!!??

 

最終目的地『休憩し場』

日田では結婚式場としてもお馴染みの『秋子想(ときこそう)』さんの正面にあるナイススポットで休憩して帰ろうと思います。画像の僕はスマホで日経平均株価をチェックしてる所です。

R編集長

どの銘柄に注目してるん?

シシド・カフカが見ているサイト、日経平均カフカ

R編集長

質問だけは答えてもらっていい?

 

この休憩所は解放感あって素敵ですね。そして前回のトイレ同様ここにも日田杉が使われている…ですよね!木目とかも杉ですし、杉を使うなら地元の杉を使った方がこうやって話題になりますしね!あっぶねぇ木目に助けられたよ、グッジョブ木目!今度ニス塗ってあげるね。

 

ちなみに椅子の上は土禁なので靴のまま上がるのはやめましょう。これってお子様に向けたメッセージなんですかね?大人は自分の座るところをウ〇コの付いたような靴で汚すなんてしませんからね。

 

ほうほう、これは…

 

有効期限2032年までの消火器ですね。おや?

消火器の記号ってこんななんですね。初めて見ましたけど分かりやすい一方奇抜でもあるデザインだと思いました。

何かモンハンのゲーム内に出てくるアイコンみたいじゃないですか?ちょっと龍系の、水辺とかに潜んでいそうな。

かくいう私もPSP時代のティガレックスに勝てなくてすぐ辞めたモンハンガチ勢です。あーー上手に肉焼きてぇーー!!

 

散策日はコリッコリに晴れてて助かりました。なかなか無い散策取材日なんで町内をゆっくり歩き回りたいですもんね。

休憩所の裏手には広々としたプレイスが。やっていいのか分かりませんけど、いつか子供とか連れてきて一緒に砲丸投げとかしたいです。

 

ほぅ、いいリングじゃん。どれどれ、どんな那須川や天心が戦っているのか…

 

… …
水路じゃねーーか!!

 

水路じゃねーーか!!

 

水路じゃねーーか!!

 

水路じゃねーーか!!
水路じゃねーーか!!
スイロジャネーーカ!!
スイロジャネーーカ!!
スイロジャネーーカ‼
スイロジャネーーカ!!
スイ…ーカ…
カ…


 

今回のまとめ

前編・後編に分けてお伝えしました今回の豆田町散策。

魅力的なお店やインスタ映えスポットも多い場所なので今後もしっかり調査してまた役に立たない情報をお伝えすることができることと思います。

正直言いまして、豆田町はシャッターが閉まっている(すでに辞めている)お店も多くなってきましたし、町独自の画期的な取り組みなんかも気持ち寂しい気がしています。

地元民の誇りとして今後豆田町がより一層華やかで、趣のある愛されシティになる事を切に願いながら終わりの言葉とさせていただきます。

参考サイト

ひた豆田町商店街

日田市観光協会

 

フォトギャラリー

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