はじめに
我々の活動拠点となっている『大分県日田市』は天領日田として特に豆田町が有名です。
豆田町散策からこのブログも始まっていますので興味のある方はご覧ください。
今回は飲み屋さんや旅館などが多く、豆田と並ぶ観光集客の多い『隈町』を散策しました。
地元民としてはなかなか地元の旅館に泊まることも少ないので飲み屋街といった印象です。
歴史を紐解くと、元々は日隈城の城下として開かれた地区だったようです。
日隈城とは
日隈城は、安土桃山時代に日田盆地を流れる三隈川沿岸に築かれた平山城であった。豊臣政権下の直轄地(蔵入地)となった際に宮城豊盛によって築かれ、毛利高政が改修した際には5重の天守や三重櫓が建てられたとされる。毛利氏は関ヶ原の戦いの際の寝返りなどで功を上げたことにより佐伯2万石の所領を安堵され日隈城を実質の支城としたが、一国一城令の発布後は、廃城とされた。
引用元:wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%9A%88%E5%9F%8E
とまぁ、歴史の話はそこそこにして、兎にも角にも散策スタートします。
隈町散策スタート
リニューアルされた老舗旅館【萬屋】
昨年で創業100周年を迎えた【萬屋】さん。
8室ある客室全てにプライベートサウナがあるとの事です。
立派な門をくぐると、威厳のある雰囲気の入口が見えます。石のタイルがすごくいいです。
中もめちゃくちゃ綺麗でした。
ちなみに従業員の方にサウナだけ入ることはできるのか聞いてみましたが、答えはNO。宿泊された方のみがサウナを利用できるとの事でした。ただプライベートサウナと聞いてた時点で多分そうだろうなとは思っていたのと、地元民ながらいつか宿泊&サウナを楽しみたいという思いを抱きながら今回はこれにて退出します。
昭和レトロが漂う居酒屋【天領酒場 三丁目】
お前……泣いてるのか?
次は人気の居酒屋【三丁目】さんの前でパシャリ。外観もそうですが、中も昭和テイストな造りで美味しい鶏刺などが頂けます。
昨今のコロナやらなんやらで中々飲みに出る機会を失っている筆者。落ち着いたら飲み屋さんとかスナックとかもこのブログで紹介したいなーとは思っています。落ち着いたら、ね。
お店の前にあるベンチに座ると、少しだけタイムスリップした気持ちになります。こういった雰囲気のお店がもっと増えるといいなと思いました。
シンジ…エヴァに乗れ
補足:「シンジ、エヴァに乗れ」はハリウッドザコシショウさんのネタのセリフで、本編では「乗るなら早くしろ、でなければ帰れ」や「時が来たらその少年とこのエヴァに乗れ」となります。
どっちでもいいよ!
隈町の風景
少しブラブラする
おそらくかなりのお店が変わってしまったであろう案内板。観光客の為にも一度新しく作った方がいいのではないかと思いました。ただこの味わいは撤去するにはもったいない気もしますが。
隈町公園の交差点。そういえば去年ぼる塾さんがイベントやってましたね。あまり大きくない公園ですがトイレもバスケットゴールもあって憩いの場所です。
ここは次回の隈散策後編でもう少し紹介したいと思います。なので今回は特別に一枚だけ画像を先行公開しておきますね。
シンジ…あのー、ほら、アレに乗れ
キングビルと祇園ビル。やはりどうしても一昔前より寂しくなった気がします。20代の頃、市内に住んでいた時はよく一人で飲みに出ていたものですが、その頃のお店は何件か無くなってしまいました。
夜になれば活気が出てくるので、昼間のこの辺りは逆に寂しい感じがしますね。
この通りには【祇園山鉾会館】と、向かいに【八坂神社】があります。八坂神社には『叢雲(むらくも)の松』という、厨二感満載の凄い松の木がありますので一見の価値はあります。
【中町ポケットパーク】へ立ち寄る
日陰で休憩
先程の三丁目さんの向かいにあるのが【中町ポケットパーク】という休憩場所です。ベンチと緑があり、夜間も酔った人たちが小休止しながら次の酒場を決めている姿をよく見かけます。
この日は4月の後半、真夏日とまではいかないながらも歩いていると汗ばむような気温でした。
少しの日陰でも清涼感があり、一息つくには十分な場所です。
シンジ、アレ、ほらアレだ、シヴァ…?みたいなのに、アレしろ
日陰で涼みながら体をしっかりとほぐしていきます。
ストレッチで疲れんな。
ここには高さの違う水道の蛇口が2つあります。
正直飲んでいい水なのか分からないので今回は目だけ洗います。飲めるか分からない水の場合、まずは人体で最も繊細で敏感とされる眼球でその良し悪しを測定しましょう。
目に何か入るの怖ぇー!!
水の行方
水の流れに沿ってしっかりと溝がありますので石畳が無駄に濡れることはありません。
交互に少しづつ水を流してみると、それに沿ってゆっくり流れていく水道水。
何故か分かりません。
何故か分かりませんが二つの蛇口をリズミカルにひねっていると、頭の中に曲が流れ始めました。
水道DJ
OK チェックチェックワンツー
聞こえるかエイチ・ツー・オー 見たことない湧き水 流王
俺たちはどこから来て どこへ流れ着く
せせらぎ南下する清流 中国の強いやつで歴史的な事を何かする青龍
海から産まれて海へと還る
生きてる証拠 中川翔子
水道水主義 水曜どうでしょうしゅき
お前らの明日に幸あれぃ 鉄アレイ イェイ
合言葉 is 水道DJ
行け行け我らの水道DJ
立ち止まるな
水道料金を滞納するその日までYO(万が一滞納した場合や手続き変更の際は速やかに日田市役所5階の水道課までご連絡をお願いします)
再び散策
気になるお店の紹介 ~飲食店~
昨年オープンした【キムズキッチン】さん。
本格韓国料理のお店で、キッチンカーで色んな場所を回る日もあります。
韓国料理は日本で大人気なので嬉しいです。
続いては居酒屋【連豊】さん。メニューが豊富で新鮮な刺身、鶏刺なども頂けます。
価格・味・量の三拍子揃った名店です。
そしてここ【若鷹】さん。
名前からも分かるように、福岡ソフトバンクホークス推しの居酒屋です。ここは独身時代によく一人で通っていました。
個人的オススメは『ホルモンもやし鉄板焼き』です。ホークス戦をテレビで見ながらホルモンをビールでやっつけるのが最高の贅沢!ぜひ試してください。
居酒屋久しぶりに行ってみたいな。ここ数年コロナで行ってないから。
そう呟きながら、ちょっとオシャレな石ベンチで休憩タイムです。
ケンジ… …えシンジ?本当に?…シンジだっけ?まぁ別にどっちでもいいけど。パン買ってきて。甘じょっぱいの。
気になるお店の紹介 ~そば饅頭~
日田市の特産品に『そば饅頭』があります。
そば粉で作った皮の中にあんこを入れた、シンプルながらも味わいのある和菓子。
そばを使用しているのでアレルギーには留意して下さい。しかしながら贈り物や手土産にと大活躍の特産品です。
まずは【布善】さん。こちらはそば饅頭発祥のお店との事です。創業はなんと1791年!200年以上続く老舗です。
うちの母親がそば饅頭を買うときは大体布善さんです。筆者にとっても馴染みの味です。
続いては【中村屋菓舗】さん。
月隈公園の向かいにあるお店です。
そば饅頭の他にしっとりとしたカステラも有名です。
最後は【大黒屋菓子舗】さん。
そば饅頭の他にオリジナル商品『淡窓』や『杉丸太』なども人気です。
日田市内には他にもそば饅頭を取り扱うお店が多数ありますので、食べ比べなんかも面白いですね。これは今後企画にできそうな予感。
本日の終着点
【カッフェルひなのさと】を背にして
こちらの宿【カッフェルひなのさと】内にオープンした【おやどカフェぐーぐー】。
おふろとカフェが融合した新しいコンセプトのネットカフェです。
パチンコ・デルソーレに隣接していたネットカフェが閉店してしまい、市内にあるネットカフェはここだけ、ここ以外では中津か久留米まで行かないとネットカフェに遭遇できません。
我々IT世代には少し辛い状況となっています。そんな中でおやどカフェぐーぐーさんは近いうちにお伺いして、ネットのお仕事をしてみたいと思います。お風呂もどんな雰囲気なのか楽しみです。
と、今回はここまで。
次回は川沿いと月隈公園、八坂神社を歩いてみますのでよろしくお願いします。
…さて
お?最後にエヴァのやつ出るか?
うんこ行きたい。
次回予告
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