【日田天領まつり】と【JAJAフェスタ】秋の祭典は歴史を感じる一大イベント -豆田町観光マップ-

はじめに

日田天領まつりとは

日田天領まつり2023の様子(撮影 おだたり観光案内所)

江戸時代に幕府直轄地、天領として栄えた日田市。
当時の格好に扮した人たちが豆田町を練り歩くイベントが日田天領まつり。
貸衣装を着て町を散策したり、屋台やステージで盛り上がる。

 

JAJAフェスタとは

JAJAフェスタ2023の様子(撮影 おだたり観光案内所)

JA日田が開催する秋の農協祭り。
野菜の直売や屋台、イベントステージでは様々なグループが催し物を披露する。
中城グラウンドにて開催。

 

今回の記事

11月も終わりに近づき、今年も残すところひと月少々になりました。

感染症も落ち着きを見せ始め、各地で様々なイベントが集客を再開するようになる中で、今年は日田市でも様々なイベントが行われました。

市を挙げての大きなイベントとなると今回の天領まつりが今年最後になるかと思います。

今回は日田天領まつりと、同時に開催されたJAJAフェスタに行きましたのでその様子をレポートします。

 

同時期に開催される【千年あかり】について

夜の豆田町を彩る竹灯籠の光が幻想的な千年あかりについては、当サイトで記事にしていますのでそちらをご覧ください。

https://my-life-of-hita.com/sennen-akari/

 

JAJAフェスタ

会場の様子

まずは中城グラウンドで開催された【JAJAフェスタ】へ。

こちらは夕方3時までの開催だったので、このお昼時はピークとなっていました。

 

 

当日は多くの出店もあり、新鮮な果物や野菜、『へこやき』などの食べ物も取り扱っていました。

『へこやき』とは

小麦粉を水でゆるく溶いた生地を焼き、黒砂糖を巻いて作ります。
熱い生地に、黒砂糖がじわ~っと溶けて、もちもち和風クレープのような感じです。

引用元URL:https://oidehita.com/archives/41902
引用元サイト:日田市観光協会ホームページ

 

また自衛隊のコーナーもありました。

制服を着たり車に座ったりと体験できるようになっていました。

 

 

イベントステージの様子

ステージでは様々なグループによる出し物が行われていました。

 

 

ヒップホップダンスで会場大盛り上がり!

 

ハイクオリティなダンスにご満悦の娘(自爪引っかき傷あり)

 

そして日田高校チアリーディング部によるダンス。

この日は気温も低いうえに風も強かったのでこの衣装はマジ気合でした。

 

赤、青、黄のグループがダンス予定で、待機していたチームはあまり動くこともできないのでめちゃくちゃ寒そうでした。ご苦労様です!

 

そして我らのきどっちさんがMCとして登場!

今年は色んなイベントでお顔を拝見させていただきました。

 

ちなみに入口には消毒液と謎の段ボールが。

これ、後で写真を拡大して気付いたんですが、中にはご自由にお持ち帰りできる『JAおおいたオリジナルカレンダー』が入っていたみたいです。気付かなかった!!欲しかった!!農協に行ったら貰えるかな?

 

豆田町

街並みの様子

麦屋カフェさん前にて

 

ここからは当日の街並みを紹介。

やはり祭りが行われる日とあり、いつもとは違う雰囲気でした。

 

こちらは当日行われた『天領小判』の発行所。

天領小判とは

日田天領まつりに際して発行される地元通貨。
1000円の支払いで1100円分の天領小判が購入できる10%還元イベント。
ちなみに天領まつり当日のみ発行・使用可能。

 

こちらは築160年の喫茶店【嶋屋】さん。実は天領まつり前日の地元テレビ番組を見ていて知ったお店です。

当時の面影を残したは歴史を感じさせるほどに黒く、時間が作り上げた作品のように思えます。

よくよく聞くと、お店の方(当日インタビューを受けていた方)は隣の玖珠町出身で、今回千年あかりを見るのは初めてだそうです。

近くに住んでいてもキッカケが無いとなかなか見ることはない…今の僕と同じですね。

 

その他町は賑わいを見せていました。

 

【廣瀬資料館】は、咸宜園を開いた儒学者、廣瀬淡窓の生家を使用したものとなっています。

正直いいます、地元民なので『廣瀬淡窓』という名前は誰もが知っていますが、その遍歴について学ぶのはほとんどが子供時代。小学生~中学生だと思います。

実際、僕も小学校の頃に見学したこの資料館と豆田町の風景…非常に大切なことだとは思いますが、改めて「この人は名前は知ってるけど実際どういう風に活躍した人なんだろうか?」という疑問が、大人になってから考えてしまうことも多々ある状況です。

他の県の方も「この偉人、社会見学で行った先で聞いた名前の人だけど実際何した人なん?」と後々になって思う場合も絶対あると思います。

僕もそれの一人で、最近まで地元に関する事をほとんど知らずに生きてきた経歴がありますので、今後もこのブログを通して日田市の様々な情報を発信して皆様の目に触れることができれば嬉しいかと思います。

 

こちらは『日田遺産 子どもガイド』のイベントです。市内の小学生が豆田町をガイドしてくれるという、親世代にはたまらんイベントです。

当日の申し込みも結構あった様子で、受付に行った際にも話を聞いてる夫婦さんがいたり、街中を回っている際にも子供たちがプラカードや紙を持って案内している様子を幾度となく見ました。

自分の住んでる町を大人に紹介して回る…勇気のいる行動ながらも将来自分の子供に期待してしまうイベントでありました。

 

おやつタイム

「あー小腹がすいたなー」と思った瞬間、目に入ったのは豆田町の【寺子屋本舗】さん。

こちらは様々な煎餅を取り扱うお店で、店頭ではホカホカの出来立て煎餅を購入し、食べ歩くことができます。

 

店頭に並んだ出来立て煎餅

 

てなわけで、妻は人気NO.1の『昔醤油』味。

 

僕は『有明海苔』を注文しました。

出来立てをしっかり保温していますので、温かいお煎餅を食べ歩きながら日田の街を楽しむことができます。

 

離乳食しか食べられず見つめるだけの娘(6か月)

 

怒りのあまり煎餅にエンカウントする娘

 

『先哲スタンプラリー』開催中

今回のイベントの一つ『先哲スタンプラリー』の台紙&スタンプを頂ける【日田カステラ本家 福寿】さん。

 

表に豆田のパンフレット等と並んで台紙が置いていました。このお店でもスタンプが頂けます。

頂いたスタンプの数によって日田杉コースターなどの景品を貰えたり、台紙に住所や名前を書いて当てるWチャンスなどがあります。どちらも11月30日までの期間で挑戦できます。

 

ちょっと散策

こちらは前回記事でも紹介した日田どんの巨大ランタン。昼間にみても凄い迫力です。

 

うん、いいアングルです。

 

そしてランタンになっていためじろんも、今日は本物に遭遇!一緒に写真を撮ってもらいました。

 

月隈公園

長かった夏をあざ笑うかのように木枯らし吹く月隈公園

 

メインの行列まで少し時間があるので、月隈公園で行われたキッチンカー&屋台へ向かいます。

 

【野良cafe】さんのキッチンカー

一杯一杯丁寧に注いでくれる絶品コーヒー

 

以前営業職の時に見かけて、ずっと気になっていた【野良CAFE】さんにお伺いしました。

 

コーヒーやドリンク、軽食が楽しめます。

僕はビッグマウンテンブレンド、妻はカフェオレを注文。

 

注文を受けてから注いでくれます。

その間に旦那さんとトークタイム。うちの子と生まれが近いらしく(学年は1つ違いっぽい)色々お話させて頂きました。

当日風が強く肌寒い気候でしたが、ほのぼのとしたホットな時間を過ごさせていただきました。

 

じゃん!という事で近くのベンチに座って休憩です。

味の違いが分かる男…とまではいきませんが、コーヒーはよく飲むのですごく楽しみです。

ブラックで頂きましたが、まず香りが良い!しばらく鼻をつけて深呼吸していました。

そして味わいも深い。疲れの取れる休憩ってこうやるんだなと思いました。

 

色づき始めた紅葉

 

 

おだたり観光案内所 インスタグラム投稿より

 

【軍手】さんの出店ブース

そしてこちらも気になっているスポットにお伺いしました。

ネイチャーアニマル系ユーチューバーで、お好み焼き屋さん『アタリ』を経営されている【軍手さん】の出店ブースです。

軍手さんインスタグラム
 
■QRコード

個人的に軍手さんのインスタが凄く興味深くて、一度お会いしたいなぁと思っていた所に出店情報がありましたので思い切って声をかけさせて頂きました。

集客やSNSの使い方などお話をさせていただきましてありがとうございました。

今度ぜひお好み焼き屋さんの取材をさせていただけたら嬉しいです。

 

お好み焼き『アタリ』さんの広告を頂きました

おだたり観光案内所 インスタグラム投稿より

 

天領まちの駅

お土産買うならここも注目

小川に飾られた提灯

 

豆田町に戻ってきて向かったのは【天領まちの駅】

地元の特産物やお土産が置いています。

 

駐車場は有料となりますが、ここを拠点に豆田町を巡るのもアリです。

 

天領まちの駅に隣接する正一位稲荷大明神

 

様々な特産品が並ぶ

 

お雛様もありました。

2~3月には『天領日田おひなまつり』が開催されます。壮大で煌びやかなひな人形が豆田町を独占します。

来年はこのイベントもしっかり参加したいと思いますので乞うご期待。

 

さて、他県の方々はこの話覚えていますでしょうか。

 

2002年のサッカーW杯、カメルーン代表のキャンプ地として選ばれたのが日田市中津江村(2005年合併)でした。

代表チームの到着が数日遅れ、さらに深夜に到着したにもかかわらず笑顔で出迎える村人のシーンがテレビで放送されました。

その時一緒に出迎えたのがこの写真に写っている『坂本 休』村長(当時)です。

当時のいきさつもあり、現在でも中津江村とカメルーンの交流は続いています。

 

中津江・前津江・上津江のいわゆる奥日田地方は沢山の自然と名産品があり、つえエーピーさんで製造されているゆず胡椒は、全国で人気となっている『超!ゆずこしょうポテトチップス』のメインとして使用されてるとの事です。

奥日田はドライブコースとしても人気があります。

 

ここには小鹿田焼(おんたやき)の陶器も販売されていました。

小鹿田焼とは

大分県日田市生まれの陶器。
飛び鉋 (とびかんな)の模様が特徴的で、川の流水を利用した唐臼で陶土を砕く様子や音が情緒を醸し出す。

小鹿田焼の取材も行ってみたいけど、窯元の方と会話したりできるんでしょうかね…地元ながら今まで触れてこなかった未知の部分なのでちょっとドキドキ。

 

天領まつり メインイベント

歴史を感じる街並みを残す豆田町

 

目的の時間になったので上町通りへ向かいます。

今回見た行列は復路で、咸宜園を出発して月隈公園がゴールになるルートでした。

近づいていくと徐々に威勢のいい声が聞こえてきました。

 

有田町若八幡社やっこ振り行列

掛け声と仕草が独特な行列です。

 

おだたり観光案内所 インスタグラム投稿より

 

おだたり観光案内所 インスタグラム投稿より

 

西国筋郡代着任行列

そしてここがメインの行列となる様です。

 

 

どこからともなく壮大な音楽が流れてるなぁーと思っていたら、先頭の黒子さんがスピーカーを背負って歩いていました。

 

お子様を連れた夫婦が先頭です。

 

これ、当時は気付かなかったんですが青い被り物の女性は現市長の椋野氏ですね。

 

前の夫婦ばかり見ていたので「やけに手を振る人いるけど知り合いか何かいるのかな?」とか適当に思ってました。今後の日田市をよろしくお願いします!

 

右側にいるのは市議会議員のいかわたいき氏。

高校時代の同級生なので(ほぼ面識はないけど)頑張って欲しいです。

 

 

日田歴史絵巻行列

そしてこれが最後の行列。

 

娘を抱っこしているからだと思いますが、色んな方々から手を振っていただきました!

 

「人気あるやん私」

 

 

おまけイベント

餅まきやってた

さぁ行列も終わったし、そろそろ帰ろうとする中放送が。

餅まきするから全員集合」との事。

 

指定された場所へ行くと…

 

ここにもきどっちさん!本日2回目の遭遇です!

 

そして餅まきスタート。

妻と娘は見守りです。

あまり手を伸ばしたり、落ちたのを急いで取るとぶつかる場合もあるので、今回はダイレクトキャッチのみ狙ってゲットしました。

取れた数は…

 

3つ!!

今日は人で来たので一人1こづつのゲットでした。

 

鼻水を出しながら餅と生命に感謝する娘

 

まとめ

今回見れなかったイベント

引用元サイト:第44回日田天領まつり・第19回千年あかりパンフレット
https://www.city.hita.oita.jp/soshiki/shokokankobu/kankoka/kankokikaku/kanko/2542.html

■時代衣装でまち歩き
散策中にそれらしき人たちはいましたが…

■秋のパンフェス
日田駅前で行われたイベントなので今回は行けず。

■永山城ライトアップ
夜の暗い中、どこから永山城へ行くのか分からず諦めることに。

■まちなかライブ
時間が合わず見れませんでした。

 

さいごに

一言に天領まつり、千年あかりと言ってもそれに関連するイベントが沢山ありました。

地元で有名なイベントなのに今回初参加でしたが、やはり長年この伝統が受け継がれている理由が分かりました。

そして時代に合わせてイベントも少しずつ進化しているので、毎年行ったとしても飽きることなく楽しめるんだなとも思いました。

個人的には、今年インスタやXを始めた関係でフォローさせて頂いている方々との出会いも新鮮で楽しいです。

今年の知識を生かして来年の天領まつりも見に行きたい、できれば何らかでお手伝いできればなと思いました。ではまた。

 

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