はじめに
天領日田おひなまつりの概要
第41回天領日田おひなまつり
江戸幕府の西国筋郡代の役所が置かれ、九州随一といわれるほどの繁栄を極めた天領日田。
掛屋を中心とする豪商たちが活躍し、町人文化が花開いた日田の旧家には、京や大阪で買い求めた絢爛豪華なひな人形やひな道具の数々が今も残されており、おひなまつりの期間中、豆田町や隈町の旧家や資料館でひな人形やひな道具を、一斉に展示・公開しています。
春のひととき、昔ながらの町並みに風情を感じながら、ゆったりとおひな探しに出掛けてみませんか。
引用元：日田市公式ホームページ
今回の記事
毎年2～3月にかけて開催される【天領日田おひなまつり】。
江戸時代に天領として繁栄を極め、当時の豪華絢爛な雛飾りを現代にて楽しむことができます。
今回は天領日田おひなまつりをより深く、より楽しく鑑賞できるような事前記事として執筆します。
昨年11月に行われた日田天領まつりもそうでしたが、地元民であるにも関わらずこういったイベントに参加したことが無い私ですので、事前に調べてからしっかりとおひなまつりを楽しむ＆伝えたいと思います。
第41回天領日田おひなまつり
開催期間
■令和6年2月15日(木曜日) ～ 3月31日(日曜日)
開催地域
■主に豆田町と隈町。
※有田町の川津家や小迫町の古民家 錦映でもひな人形の展示あり。
主なイベントの紹介
以下、当日のイベント等情報を【日田まつり振興会事務局(日田市観光課)】・【日田市観光協会】より発行されているパンフレットより引用の上、紹介させていただきます。
引用元：日田市公式ホームページ
https://www.city.hita.oita.jp/soshiki/shokokankobu/kankoka/kankokikaku/kanko/2543.html
ひな人形展示施設
| 草野本家 | 豆田町11-4 |
| 廣瀬資料館 | 豆田町9-7 |
| 薫長酒蔵資料館 | 豆田町6-31 |
| 岩澤商店 | 豆田町6-36 |
| 嶋屋本家 | 豆田町14-5 |
| ひな御殿 | 豆田町13-6 |
| 日本丸館 | 豆田町4-15 |
| 工房 黒船屋 | 豆田町4-15 |
| 天領日田はきもの資料館 | 豆田町3-11 |
| 嶋屋 | 豆田町10-8 |
| 天領日田資料館 | 豆田町11-7 |
| 原次郎左衛門家 | 中本町5-4 |
| てまり工房と提灯工房 | 隈2-6-10 |
| 日田祇園山鉾会館 | 隈2-7-10 |
| 椎茸の森菊 | 隈2-8-13 |
| 日本料理 春光園 | 隈1-3-3 |
| 川津家 | 有田町1520 |
| 古民家 錦映 | 小迫町88 |
天領日田おひなまつり 関連イベント
「九州のひなまつり発祥の地」といわれる大分県日田市。
引用元：日田市公式ホームページ
『天領日田おひなまつり』も1984年(昭和59年)に草野本家のおひなさま公開が始まって記念すべき41回目の開催を迎えます。
江戸幕府の直轄地(天領)として栄えた日田市には、莫大な財を成した豪商たちが京都や大阪などで買い求めた豪華絢爛な雛人形が数多く現存しており、中には京都屈指の人形師による品々なども残っています。
『天領日田おひなまつり』では、往時の文化を物語る全国的にも珍しい雛人形や庶民の間で親しまれた「おきあげ」と呼ばれる紙と布で作られた人形など、日田地域特有の雛人形が2月15日から3月31日までの間、市内の10数か所の旧家・資料館などで一斉に公開されます。また、ひな道具にも、伝統の技が見て取れます。
青い目の人形パレード
「日田の茶菓」豆田の茶店
和菓子と清水でいれたお茶でひといきつく昔ながらの風習が、今でも息づく日田で茶菓時間を楽しみませんか。
■日時
2月17日(土)・18日(日)・23日(金)・24日(土)・25日(日)
3月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)
※計9日/土日祝
10：00～16：00
■場所
豆田まちづくり歴史交流館広場
■内容
①加盟和菓子店の季節にちなんだ和菓子販売
②淹れたお茶(カップ)販売
■料金
セット料金 500円他
第3回 ひたまちてくてくウォーク
全42店舗で使える「てくてくチケット」でまだ行ったことのない日田のお店を楽しもう！
■日時
2月21日(水)～2月27日(火)
■場所
日田市内各参加店舗(HPにてご確認ください)
■チケット販売場所
各参加店舗・駅前通り商店街事務所(ドラッグストアモリ横)・日田温泉旅館組合事務所(隈町)・古野種苗園(寿通り)
第3回 おひなまつり和楽器コンサート
箏と尺八の生演奏による古典邦楽の演奏で、おひなまつりに歴史と伝統の彩りを添えます。
■日時
2月25日(日)
13：30～15：00
■場所
咸宜公民館 和室
■料金
前売り：1,000円 前売り：1,200円
高校生以下無料
懐かしの着物展
懐かしい着物を見て和の文化を楽しむことができます。
■日時
3月1日(金)～3月21日(木)
10：00～16：00 ※水曜日休館
■場所
豆田まちづくり歴史交流館(旧船津歯科)
レンタル着物・着付け
着物レンタルと着付けのサービス。着物姿で街並み散策を楽しむことができます。
■日時
3月2日(土)・3日(日)・9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)
10：00～16：00
■場所
雑木林はなれ和室(日田信用金庫豆田支店前)
■料金
2,500円(持込み着付：1,000円)※要予約
天領日田おひなまつり花展 ～花・心ときめいて～
春と共に草花が一斉に花咲かせます私たちの心にも幸せの花がいっぱいに咲き誇ります様に。
■日時
3月2日(土) 13：00～16：00
3月3日(日) 10：00～15：00
■場所
大分銀行 豆田支店ATMルーム
■主催
華道家元池坊日田支部
豆田流しびな
おひなまつりの由来と言われる「流しびな」。当日は流しびな体験を楽しめます。
■日時
3月3日(日) 10：00～14：00
■場所
桂林荘公園(豆田町)
”My Favorite Things” ー私のお気に入りー
女性作家グループによる創作工芸の展示・販売です。
■日時
3月25日(月)～3月31日(日)
10：00～16：00(初日のみ12：00から)
■場所
ギャラリー連(日本丸館2階)
■料金
入場料無料
隈町ウインターイルミネーション
隈町のシンボルである黎明館が夜を彩ります。
■日時
11月22日(水)～2月25日(日)
12：00～25：00
■場所
隈まちづくりセンター黎明館(旧ひた押し花美術館)
いいちこ日田蒸留所 春の蔵開き2024
場内の約150本の桜と共に、蔵人ガイドツアーなど様々なイベントが楽しめます。
■日時
3月30日(土)～31日(日)
10：00～16：00
■受付場所
いいちこ日田蒸留所
薫長酒造 春の蔵開き
江戸時代より続く酒蔵の新酒完成を告げる「春の蔵開き」。酒蔵角打ちBarや、プレミアム限定酒も登場します。
■日時
4月6日(土)
10：00～16：00
■場所
薫長酒造資料館
春搾り
百合仕込み無濾過生原酒を限定販売します。Yuri’sBarや鮎の炭火焼き等お楽しみがいっぱいです。
■日時
4月14日(日)
9：00～15：00
■場所
井上酒造
新酒蔵だし祭り2024
日田の五つの蔵元が一堂に会して、地酒新酒と地元グルメを三隈川河畔と屋形船で味わえます。
■日時
4月21日(日)
11：00～17：00
■場所
温泉旅館街下
三隈川散歩道路、屋形船
駅長おすすめのJR九州ウォーキング 水郷日田の新酒「蔵だし祭り」と豆田町
日田には日本酒、焼酎やビールの酒蔵があります。その酒蔵が一堂に会する蔵だし祭り(11時から)にぜひお越しください。
■日時
4月21日(日)
9：00～11：00(スタート受付)
■受付場所
日田駅(事前申込不要)
■コース
豆田町、隈エリア
(新酒蔵だし祭り2024会場)など
同時開催イベント
市民感謝ウィーク
期間中、日田市民の方は各施設をお得に見学できます。
【注意】入館の際に、住所が確認できる物を提示ください。
■期間
令和6年2月26日(月曜日) ～ 3月3日(日曜日)
■対象者
日田市内に居住している方
- 入館の際に住所を確認できる物を提示ください。
- 免許証、郵便物など、ご家族は代表者1名
■対象施設
| 対象施設 | 特典 |
| 日本丸館 | 入館料/大人200円・小中高150円 |
| 天領日田はきもの資料館 | 入館料/無料 |
| 天領日田資料館 | 入館料/大人200円・小中高100円 |
| 嶋屋本家 | 1,100円以上購入の方にミニグッズプレゼント |
| 原次郎左衛門味噌醤油蔵 | 毎日先着5名様に粗品プレゼント（1家族1つまで） |
| てまり工房 | てまり10％OFF。てまり・提灯つくり体験500円引き |
第44回 日田おおやま梅まつり
梅の栽培を始めて60余年、農家の方が愛情を込めて育てた町内約1万本の梅の花をお楽しみください。
■期間
2月18日(日)～3月17日(日)
■場所
おおくぼ台梅園、ふるや台梅園
※期間中は、出店や各種催し物を予定しています。
おおくぼ台梅園イベント
■日時
3月3日(日)
10：00～
■梅娘認証式、豊作祈願祭、式典、アトラクション、野点、緑化木無料配布(各数量限定)
※イベント当日は、旧大山中学校グラウンド(国道212号ひびき峠バイパス沿い)からのシャトルバスをご利用ください。(周辺に駐車場はありません)
2月23日は咸宜園の日
「咸宜園の日」記念講演会
■講師
町 泉寿郎 氏(二松學舎大學文学部教授)
■講題
明治の実業家と漢学
■期日
2月23日(金・祝)
■時間
13：00～16：00
■場所
日田市民文化会館(パトリア日田)小ホール
■料金
無料
併せて研究奨励事業報告会を開催
咸宜園教育研究センター春季企画展
■期間
2月15日(木)～5月7日(火)
■期間
9：00～17：00(入館は16：30まで)
■場所
咸宜園教育研究センター展示室
■休館
水曜日、但し3月末までは休館なし
■料金
無料
淡窓先生に学ぶ～学校の取り組み～展示
■期間
2月8日(木)～2月20日(火)
■時間
9：30～16：00(最終日は15：00)まで
■場所
日田市複合文化施設(AOSE)1階多目的ホール
■料金
無料
第25回 天領日田ひなまつり 健康マラソン大会
■日時
3月24日(日)
午前8時開会
■前日受付
3月23日(土) 14：00～17：00
■当日受付
3月24日(日) 7：30～
■場所
日田市陸上競技場[スタート/フィニッシュ]
※大会当日の新規申し込みは受付いたしません。
水が磨く郷「日田」 湯めぐり帖
シェアが可能な入浴チケットが3枚付いた、日田市内の日帰り入浴施設(全9施設)で利用できる「日田湯めぐり帖」。日田市観光案内所・あまがせ観光案内所で販売中。(一冊1,200円)
ひたはしり号
バス運賃100円
■JR日田駅前のバスターミナルより、市内循環バスで、展示施設の近くまで移動できます。詳しくは下記にお問い合わせください。
■問合せ
日田バスターミナル
0973-22-7681
日田バス日田営業所
0973-22-7105
まとめ
大分県日田市、この地において暖かな春へ向けて行うイベントの数々…その1つがこの天領日田おひなまつりです。
地元でワッショイ、こういうイベントの積み重ねこそが今後衰退していきそうな地方の活性に繋がると思いながら自分も昨年から参加させて頂いています。
長々執筆しましたが、寒さも残りながら温かさを内もも付近に感じ始めた昨今。
とにかく綺麗で豪華なおひなさまを楽しむイベントがあるよ！皆で楽しもうよ！！っていうイベントの紹介記事でした。
R編集長、及び私一家も一姫ファミリーなのでひな祭りというイベントにはどうしても食いついてしまう訳ですよ。
この「天領日田ひなまつり」イベント、開催後の様子もレポートしたいと思いますのでよろしくです。
美味しいグルメなんかも紹介できればいいなと思います。ではまた。
約90年前、アメリカ・日本の親善を目的に日本に贈られてきた「青い目の人形」。三隈幼稚園の園児による、寄贈当時の歓迎の様子を再現したパレードです。
■日時
2月15日(木) 10：30～
■場所
JR日田駅～三隈幼稚園
※雨天時、パレードが中止になる場合があります。