はじめに
一目八景 個人的評価
一目八景とは
撮影:おだたり観光案内所
読み方は(ひとめはっけい)、大分県中津市耶馬渓町にある紅葉の名所です。
道中や展望台からは様々な名前の付いた山や岩を見ることができます。
また蕎麦も有名で地元で獲れた自然薯を使用した山かけそばを多くの店舗で提供しています。
今回の記事について
ようやく肌寒い日が見られるようになってきた11月下旬、紅葉を見るために一目八景へ行ってきました。なので今回は日田を少し離れた記事になります。
紅葉以外の目的として、名物のお蕎麦もぜひ堪能したいと思います。
今年は暑い夏が長かった影響で紅葉にも影響が出ている場所が多いとのことですが…
とにかく向かってみたいと思います。
場所
■住所(展望台)
〒871-0422 大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬
■お問い合わせ(耶馬溪支所地域振興課)
0979-54-3111
ドライブがてら目的地へ
日田市内からは車で約40分。山国方面からではなく玖珠経由で向かいます。
道中は山道が多く、紅葉もチラホラ。
そして川の水が激烈綺麗!!
この辺りや山国、津江などに行くと川がめちゃくちゃ綺麗なので運転中に見入ってしまいます。(※危険)
立ち寄りスポット『軍艦岩』
一目八景まであと1.5㎞の所に突然現れた『軍艦岩』なるもの。
運転中に発見し、何?と思い少し先にあった停車できそうなスペースに車を停めて確認に行きました。
なるほど、岩が軍艦の形をしているんですね。
その上にモヒカンみたいな草木が生えていてちょっとユニークです。
この辺り一帯の水も間違いなく綺麗でした!
一目八景へ到着
駐車場情報
■深耶馬渓駐車場
■住所
〒871-0422 大分県中津市耶馬溪町大字深耶馬
展望台から徒歩5分の所に無料駐車場がありますので基本的にはそちらを利用します。
普通車等256台、バス11台が駐車可能との事。
行った日は祝日でもない月曜日でしたが、駐車場の手前側はかなり埋まっていたような印象でした。
展望台付近の駐車場は、ほとんどがお店専用となっています。
そのお店やサービスを利用する場合は駐車できますが、それ以外ではNGとなっていますので先程の共用駐車場を利用します。
少し歩く
メインストリートは歩道部分がほとんど無く、車通りも多いので運転者、歩行者共に注意が必要となります。
平日でも、紅葉の時期となればかなりの観光客数なので歩くのも結構大変です。
うちはベビーカーを押しての散策でしたが、道のはしっこは側溝の蓋やら土やらで少し押しにくかったです。車にも気を付けなければいけないし。
焼きたてのみたらし団子を食べながら歩く。外カリ中モチッ
そして展望台登り口へ。
ここは階段になっているので、小さいお子さん連れなら抱っこヒモの方が動きやすいかもしれません。
ちなみに階段下のトイレには赤ちゃんのおむつ交換台もあります。
観光地に行ってまず気になる部分なので、見つかって一安心です。
では上っていきます。
…折りたたんだベビーカーを担いで…
展望台
展望台に上ると、やはり撮影する人、人。
降りては上ってくるので常に20名ほどはいる状態でした。
展望台からはいくつかの山や岩が見えます。
これは『鳶巣山(とびのすやま)』
左側の少し尖った岩が鳥の雛、周りの木が巣に見えることから名づけられた様です。
こちらは『夫婦岩(ふうふいわ)』※めおといわ、ではなさそう
二つの巨石が寄り添うように並んでいる為このような名前になったとの事。
拡大!!
この二つの岩です。まさに夫婦岩!
そして『群猿山(ぐんえんざん)』
猿が群がっているように見えるからです。
岩肌のスパッと感凄い!
この辺りは、平成22年頃から修景(景観を美しく整えること)が行われており、より綺麗な景色が見えるようになったとの事。
綺麗な水は景観最高のスパイス
展望台からも見える橋を渡って遊歩道も散策できます。
そして肝心の紅葉ですが、正直あまり色づいていませんでした…
後々お店の人の話で、やはり今年は夏が暑く長かった事が原因だという事です。
撮影してる人たちも「思ったほどじゃないね」的な会話がたびたび出ていました。
今年はどこの観光地も色づきがあまり良くない年らしいので、仕方ないですが。
「指うめぇ」
散策する
展望台周辺や、駐車場までの間にはお土産屋さんから食事処まで様々なお店がありました。
【かじか茶屋】さんの前ではあゆの塩焼きが。かぶりつきたいですねぇー。
今年は行けなかったけど、地元日田の鮎やな場には来年絶対行こうと思います。
芋、餅、蕎麦に団子…自然に感謝的なお土産が沢山あります。
ここ数年、家で蕎麦を湯がく機会も増えてきたので(体が蕎麦を求め始めている)、美味しい蕎麦いいなぁと思いました。
出来立てのそば饅頭を食べることもできます。
そば饅頭も好きなんですよー。この周辺はちょっと人が多くてあまり饅頭に意識が行ってなかったので買いそびれました…
迫力の水車。稼働はしていない様子
こちらは温泉と民泊の【えぼしや】さん。
一目八景が見渡せる展望温泉があります。
入浴のみもできる様です。
途中に喫煙所が。やはり喫煙するのはこういったスペースになるんですね。
うちは誰もたばこは吸いませんが、喫煙者には厳しい時代になってると聞きます。
駐車場の近くにもお土産やさんが。ここも蕎麦やそば饅頭、漬物など売られていました。
そしてポン菓子製造機も。
子供の頃はうちの外にも車で販売に来てたなぁー。
今でもイベントの屋台でやってる時ありますが、ポン菓子と言いながら「ドカン!!」みたいな爆発音にいまだにビビリます。
こちらはフクロウとさるぼぼ(さるの赤ちゃんの意味)の小物。
説明文によると、こちらの作品は94歳のおばあちゃんが作成したとの事!凄い!
かなり細かい作業になると思いますが細部までよくできています。
まつぼっくりの作品もありました。
RPGで後半行けるようになる地下室
ランチは蕎麦やさんへ
当初、行こうと思っていた【深瀬屋】さんですが、最初に通った時には長い行列が。
なので一度展望台で景色を見てから行こうと思い、向かうとその時にはすでに営業終了…
閉店時間は19時頃と聞いていましたが、昼に一旦準備時間があるんでしょうか?
今回は別のお店を探すことに。
展望台の向かいにある【鹿鳴館】さん、こちらも事前に調べていた美味しいお店だったのでお伺いすることにしました。
お店は2階。敷いてるマットから察するにホークスファンですね。同じです!
店内は落ち着いた雰囲気。テーブル席と座敷がありました。
窓からは展望台と同じくらいに素晴らしい風景が見えました!
今回はお蕎麦にすると決めていたので、妻は名物『山かけそば(温)』、僕は『おろしそば(冷)』を注文しました。
待っている間にお茶と、小鉢を頂きました。
小鉢にはこんにゃくと、からし椎茸が。
「ミルク、大盛で」
こちらのからし椎茸はとにかく辛い!とにかく辛くてとにかく旨かった!
ご飯にかけて食べたらもっと旨いはず!お茶漬けでもよさそうです。
そしてお蕎麦到着。こちらは山かけそば。
自然薯をすりおろしたとろろがたくさん入っていて、風味豊かなお蕎麦です。
出汁のうま味も最高で、体も心も温まります。
こちらはおろしそば。(大盛)
おろしの辛みが強めで、さっぱりとしたつゆに溶かしながら食べると最高です。
「大盛だと結構多いですよ?」とお店の方に言われていたので少し不安でしたが、まぁーペロリでした。
食事しながら、お店の方と紅葉の話や蕎麦の話をしました。
非常に楽しく、満たされる時間を過ごしました。ありがとうございました。
蕎麦が食べられずスネる娘
まとめ
花より団子、よりもやっぱり紅葉
このシーズンは人も車も多く、事故に気を付けながらの散策でしたが紅葉とお蕎麦、どちらも堪能できて満足でした。
今年は見頃の期間が例年より短いと思いますが、ドライブでもしながら各地を巡るのも楽しいと思います。
他の紅葉名所だと響渓谷(日田市大山)や、九重夢大吊橋と九酔渓(玖珠郡九重町)などあります。
今年は一目八景のみの観光でしたので来年はそういったスポットにも足を運んでみたいと思います。ではまた。
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分かりやすくまとめたレビュー記事です
フォトギャラリー
お手軽度…★★★★☆
紅葉部の広さ…★★★★★
駐車場…★★★★☆
トイレ・自販機等整備…★★★★★
見ごたえ…★★★★★
◇推しポイント…紅葉を見ながら食べる蕎麦!
↓レビュー記事は以下より