はじめに
【進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~】について
「自分が『進撃の巨人』を作るに至ったこの町に、何か恩返しができないものか」
引用元:進撃の巨人 in HITA公式サイト
そんな原作者・諫山創氏の想いと共に、市民有志によって動き出したプロジェクト
…それが『進撃の巨人 in HITA ~進撃の日田~』です
https://shingeki-hita.com/index.html
今回の目的
どうも、編集長のRです。
今回は日田市大山町にある『大山ダム』へ、ライターのマー君と行ってきたので執筆しようと思う。
目的はそこに設置されている【進撃の巨人】の銅像と記念写真を撮るためだ。
進撃の巨人銅像について
大山ダムの壁面をウォール・マリアに見立て、初めて巨人が襲ってきた「はじまりの場所」を再現しているという銅像。
エレン・ミカサ・アルミンの少年期をモチーフにしており、ダムというなかなか渋めの場所ながら観光客やファンに大人気のスポットと化したのである。
日田市に住んでいればメディアで何度も見たことはあるが、ぜひ実物を照覧したいと思い、彼の地へ向かうことにした。
進撃の巨人ミュージアムANNEXについて
以前、サッポロビール九州日田工場敷地内に新しくオープンした『進撃の巨人ミュージアムANNEX』に行った際の記事も執筆しているのでそちらも是非見て頂けると嬉しい。
大山ダムへと到着
壮観なる建造物
大山ダムについて
『大山ダム』の特徴として、一般的にダムの頂上などには水を放流するための装置(ゲート)が付いているが、大山ダムはゲートがなく、ダムに穴が開いているゲートレスダムとなっている。
堤高(ダムの高さ)は94m、重力式コンクリートダム(水を貯めた際の水圧を堤体の重さによって 支える構造)である。
銅像の設置された場所よりもっと登れば、烏宿湖(うしゅくこ)を一望できるフォトスポットも存在する。
※画像はストリートビューより引用
また、ダム好きには欠かせない『ダムカード』も大山ダム管理所で頂ける。
画像引用元:大山ダム管理所 公式ホームページ
https://www.water.go.jp/chikugo/oyama/index.html
管理所は銅像の場所ではなく国道を上った所にあるので注意が必要。
再び目的の場所へ向けて
少し話が逸れてしまったが、銅像へ向かい出発する。
この場所は大山ダム方面へ上っていく途中に案内看板があるので、迷うことはないだろう。
案内看板に従い着いた場所にはしっかりと駐車場もあるので、そこからは徒歩で向かう。
ちなみにこの日は夏休み期間中ではあるが平日の昼前。着いた時には我々しかいなかったが、帰る頃には我々以外の車が5台と、バイクが2台駐車されていた。
何気に進撃の巨人人気が伺えるエピソードだ。では先へ向かう。
何といっても水が綺麗。日田市は水郷(すいきょう)と呼ばれるほど水のクオリティに関しては自信のあるシティだが、取分けここ大山町、さらに『奥日田』と呼ばれる津江方面は水の透明度が段違いに凄いと感じている。
灼熱ネイチャーな木漏れ日。
猛威を振るう暑さが、この先の秋をまだまだ連れてこないぞという決意を見せる昨今、森林浴とまではいかないが自然と一体化して今の自分を見つめ直す時間もたまには必要なのだという裁断の芽生えをそこには感じた。
今日はいい一日になりそうである。
目的地手前にて
この階段を昇ればそこに銅像があるはずだが……
いたよ……
そりゃあ一緒にここに来たんだからいるのは知ってるんだけど、あえて触れなかった自分がいたのに。
今日も暑いね。
今日はいい一日になりそうって言ったばかりなのよ。
有言は実行する為に存在する。
言葉の意味はわからんが、とにかくすごい自信だな。
へのつっぱりはいらんですよ!! さぁ目的地までもう少し!!はりきってどすこい!!
ごめん、聞こえないから先に行くね。
能力者になるチャンスの訪れ
おや、これは…
『悪魔の実』じゃん!!現実に存在したじゃん!!
絶対、絶対に悪用しないと約束するので、是非『スケスケの実』を食べたいと思っている次第である。
痩せろ。
道中には自然が多く、小鳥や昆虫が各所で見られるのも醍醐味。
昆虫と戯れの時間
という事で、道中発見した昆虫を少しだけ紹介したいと思う。
ちなみに本当はカマキリや蜘蛛なども激写したのだが、苦手な方も多いと思うので今回は優しめの昆虫のみ紹介させて頂く。
最初は蝶。優しい昆虫代表と言ったら蝶である。名前は知らない。
次はバッタ。小さいが跳躍力がハンパなかった。名前は分からない。
頑張って移動中の芋虫もいた。名前はまだ無い。
またしても蝶がいた。名前は知る由もない。
これはハグロトンボ。
カワトンボ科のトンボで別名ホソホソトンボ、神様トンボ、極楽トンボともいう。
東北・本州・四国・九州に分布しており神様の使いとして昔から大事にされてきたトンボ。
東京では絶滅危惧I類、青森では絶滅危惧II類に指定されている。
これだけ詳しっ!
目的地到着
念願の銅像との撮影
いよいよダムの壁へと辿り着いた。
真っすぐ向かえば所要時間5分足らずで着くが、撮影や寄り道をした結果15分ほどを要した。それもまた一興。
この壁が進撃の巨人ではウォール・マリアに見立てられ、SASUKEでは山田勝己も苦戦したそり立つ壁に見立てられたという訳である。
まぁSASUKEは嘘として、銅像のデザインは原作者・諫山創氏が監修したもので細部まで忠実に再現されており、後ろからのアングルではダムがそびえ立つことで迫力が増す。
苦労して辿り着いた銅像、とくとご覧あれ。
うん、どいて。
うちの巨人がどいてくれなかったので、後ろからのアングルにて激写する。
やはりこの角度が最も迫力があり、原作を再現するには一番良いのだと思う。
こうやって見ていると本当に巨人がダムの向こうから顔を出しそうな雰囲気だ。
ボブが顔を出したじゃねーか。即刻お帰り頂け。
知らん。
「来たぜ…」フェイスすな。
とにかく、ダムというシチュエーションと豊かな自然が合わさり、原作ファンでなくても散策がてらに訪問していいくらいに気持ちがいい。
以前訪問した【進撃の巨人ミュージアム】もそうだが、世界観に入り込んだような感覚になれるのが最大の魅力。様々な角度から銅像を撮影して楽しんで欲しいと思う。
帰り道
帰りは来た道ではなく、ゆるやかな坂を下る。
階段コース、坂道コースがあるので好きな方で向かおう。
非常にいいストレス発散になる散策だった。次回は紅葉の時期なんかに来ればまた違う景色が見れるかもしれないと思った。
大山ダムへのアクセス
■住所
〒877-0201 大分県日田市大山町西大山2991
■お問い合わせ
0973-52-2445
おすすめの周辺施設
画像引用元:進撃の巨人inHITA公式ホームページ
さて銅像は無料で見ることができるが、ダムへのアクセスは車かバスしかなく、せっかく銅像を見に来るのであれば付近のおすすめスポットも合わせて訪問していただきたいと思い紹介しようと思う。
進撃の作者がバイトをしていた【想夫恋 大山店】
画像引用元:進撃の巨人inHITA公式ホームページ
■住所
〒877-0201 大分県日田市大山町西大山3754
■営業時間
11:00~20:30(定休日:水曜日)
■お問い合わせ
0973-52-2981
日田焼きそばで有名な『想夫恋』さんの大山店。
かつて作者がアルバイトしており、サインが飾っているというファンにとっての聖地となっている。シンプルに焼きそばが美味いのでオススメ。
進撃の巨人ミュージアムも併設【道の駅 水辺の郷おおやま】
画像引用元:進撃の巨人inHITA公式ホームページ
■住所
〒877-0201 大分県日田市大山町西大山4106
■営業時間
平日 9:30~16:00/土日祝日 9:30~17:00
■お問い合わせ
0973-52-3630
大山町名産品の梅を使った数多くの商品が並ぶ道の駅。令和3年3月よりオープンした【進撃の巨人ミュージアム】(入場料500円)も大人気となっている。
ジェラートやアイス、たこやきなどの軽食もある。
温泉宿泊施設あり【奥日田温泉うめひびき/梅酒蔵おおやま】
画像引用元:進撃の巨人inHITA公式ホームページ
■住所
〒877-0201 大分県日田市大山町西大山4587
■お問い合わせ
・0973-52-3700(奥日田温泉うめひびき)
・0973-52-3004(梅酒蔵おおやま)
■うめひびき 公式ホームページ
https://www.umehibiki.jp/
元々、進撃の巨人ミュージアムの前身となるギャラリーがあったが道の駅へと移設された。
梅を使った商品の販売や温泉宿泊施設があり、のんびりとした時間を過ごせる。
銅像周辺には歩いて行ける施設はほぼ無いものの、車で5~10分ほど移動すれば様々な施設やコンビニもあるので日田市をいろいろ探索して欲しいと思う。
一番近いトイレ情報
銅像付近に歩いて行けるトイレは無いので、途中の【西峰スポーツ公園】を利用して欲しい。
■住所
〒877-0201 大分県日田市大山町西大山
案内板通りに進むと、立看板があるので見落とす事は無いと思う。
ゆっくりと散策したいならば、ここを最初に利用してから臨んで欲しい。
さいごに
スポーツ公園というだけあって、自由に使えるトラックがあった。軽トラックとかのやつではない。陸上競技場などの競走路を指す、あのトラックである。
何を隠そう、私とマー君は高校時代『陸上部』に所属していた。
私はキャプテンで短距離、マー君は長距離を得意としており、女子からキャーキャー言われたものである。
本当なのだ。本当にこの汗だくニセターミネーター野郎は高校時代、長距離を得意としていたのだ。
当時の体重は54㎏、駅伝では区間賞も数回獲っている。そんな彼が今、人生の再スタートを懸けて構えているのだ。
長距離専門のくせにクラウチングスタートの様相。ただその目は本気で、油断すればさすがの私でも取って食われるかもしれない。
緊張が高まる。
私は唾をゴクリと飲み込み、そして発する。
「位置について… よーい…」
帰れ。
https://my-life-of-hita.com/shingeki-no-kyojin-museum/