はじめに
“進撃の巨人” 人気とその影響
今や世界で人気すぎる作品『進撃の巨人』。
作者の諌山創先生の出身こそが我々の活動拠点となっている大分県日田市なのです。
日田市を他県の人に薦める場合【日田焼きそば】【天領の街並み】そして【進撃の巨人】を推す事が多いです。
その中でも進撃の巨人は『聖地巡礼』として県外や外国の方が非常に多くなっています。
ちなみに2021年1月から2022年8月までの、日田市における進撃の巨人関連の経済効果は約54億円との事です。私の月収の約32,000倍のお金が生まれている一大コンテンツとなっています。
仮に32,000人の私が神宮球場を埋め尽くし(キャパ31,805人)、給料を貰った全員がその月の食費や光熱費、養育費や保険の支払いなどすべてを無視してヤクルトスワローズに全部投げ銭した総額と同じ、みたいに考えれば相当な収益であると共にその投げ銭集団はとにかく常軌を逸したものだというのが分かります。
進撃の巨人in HITA ミュージアムANNEX(別館)が新たにオープン
令和3年3月27日に開館した【進撃の巨人 in HITA ミュージアム】(道の駅水辺の郷おおやま内)の別館として、令和5年8月20日に【進撃の巨人in HITA ミュージアムANNEX】が、サッポロビール九州日田工場敷地内にオープンしました。
本館は後日このブログにて紹介しますので、今回は新しくオープンした別館に行ってきましたのでその内部&情報をお届けしたいと思います。
サッポロビール九州日田工場へと向かう
先程も書きましたが、ミュージアム別館はサッポロビール 九州日田工場敷地内にありますのでそちらへ向かいます。
ちなみにサッポロビール内では工場見学やビール園もありますので、そちらへは公式ホームページよりお問い合わせください。
美味しいビール、飲めますよ。
参考サイト:サッポロビール 九州日田工場 公式ホームページ
https://www.sapporobeer.jp/brewery/kyushuhita/
ちなみに今回向かう別館、広さは本館の約4倍という事で非常に楽しみです。
警備員さんに誘導された駐車場から歩いて1分、日田森のビール園を横目に芝生の絨毯を歩いていくと見えてきました。
別館へ到着
入場料と営業時間
■入場料
大人(18歳以上):500円→700円(税込)※11/18より価格改定されました
子供(18歳未満):無料
■営業時間:10:00〜19:00
外観
看板下にある正面の扉、実はここ『出口』となっています。なぜ!?
入口は左に曲がった所にありますので間違えないようにしましょう。チケット売り場も中にあります。
ちなみにトイレ情報ですが、さきほどの出口すぐ右側と、駐車場中央付近にありますのでいつ便意が来ても問題ありません。
ミュージアム内にトイレは無く、一度外に出ると再入場不可となっていますので特に子供連れの場合はしっかりとウンコとかの諸々を済ませてから入館しましょう。
マー君トイレ行っとけば?
大丈夫です、こう見えて我慢強いので
マジか、どうも見えんけど。
館内へ
入口にて
券売機にて入場券(700円)を購入し、店員さんに渡すと特典が頂けます。
作者特別描きおろしの「ANNEX来場記念カード」です。諌山先生が巨人になって襲い掛かっている場面だそうです。
ちなみにこれ、入場券と引き換えで頂けるので、18歳未満入場無料の方でもカードが欲しい場合は700円入場券を購入する必要がある様です。
そしてすぐ転売の毒牙に掛り、とあるフリマサイトでは1枚599円~3000円という取引価格……うーん、まぁ、ノーコメントということで。
作者幼少期の作品
入場してすぐに案内される順路、その先には諌山先生が幼少期に描いた作品がたくさん並んでいます。
レプリカかな?と思ったけど、折り目や質感をよく見るとどうやら本物みたいです。この貴重な品々を保存していたであろう両親も何気に凄い…
自分も0歳の娘がいますので、今後ミュージアムを建てた場合用に幼少期の作品をしっかり保存していこうと思いました。まずは舐めまわしてベロベロのテレビリモコンが第一候補です。
しっかり宣伝しとった!!
作品の原画と説明書き
順路を進んで展示されているのは主に原画&説明書き、それから壁に描かれるシーン等となっています。
こんな風に、すべての原画にエピソードが記載されています。
原画ならではのはみ出たコマ描きや、原稿に印刷された雑誌社の名前やページ表記など、生で見ると細部の描き込みやトーンの処理、コマ枠に至るまですべての描写に感動してしまいました。
一枚一枚が芸術作品の様相で飾られています。
壁に直接印刷された箇所。
気が遠くなるような細かさにため息が漏れました。
ため息と共に漏れそうなのがそう、便です。
先ほどジェラート食べて麦茶一気飲みしたのでお腹が冷えてしまったようです。時間経過の割にまだ序盤…持つかどうか不安です。
最初に言うたやんけ。
キャラクターに囲まれたスペース
このド迫力スポットは立っているだけで作品に入り込んでしまったかのような錯覚に襲われました。キャラ達の思いがダイレクトで伝わってきます。
汗だくやないか!汗、だっくだくやないか!!
今日37度ですよ…汗の2~3リットルは許容範囲でしょ…
作品の構図で一番好きだったのがこの一枚です。
紙の上という二次元の世界で、ここまで視覚に訴えるほど表現された三次元に圧倒されるのが衝撃でした。
擬音表現が描かれてないのに音が聞こえてしまうという感覚も。
自由にメッセージを
出口前には自由にメッセージを書いて貼れるコーナーがありました。
皆さん手の込んだイラストやメッセージが目に入ります。
大神よしてる君とそうま君、僕たちも君たちの事が大好きです!
お前かーい!
てか読めし!!
サシャ推しだったの!?
3~4年前に10巻くらいまで読んだけどもう記憶に無くて…
だから今回がいいキッカケになりました!
いつか時間あったら読みます!
すぐ読めし!!!
ウエスタンな扉を出て、一行はお土産コーナーへと向かうのでした。
販売コーナー
注意:現金はご利用いただけません
これ、最初に確認しておかないと困ることになりそうですね。
うちの編集長はIT系キャッシュレス野郎なので問題ないみたいですが、僕みたいな現ナマ財布小銭パンパン野郎にはつらい状況です。
逆に入場券購入は現金のみ対応なので、まぁ、なんというか注意してください。色々。
ラインナップを見た限りでは、大山の本館で販売している商品と同じなのかなと思いました。アネックス限定商品の情報等はネットに記載されていなかったです。
今後のミュージアム展開について
オープン前の情報では、巨大スクリーンによるデジタル体験コンテンツ(別途500円の追加料金が必要)という発表がありましたが、今回訪問した限りではその設備は見当たりませんでした。
※2023/12/15追記
11/18よりデジタル体験スタートしました。
上記ではデジタル体験コンテンツ別途500円と書きましたが、入場料の改定が同時にありましたので別途で料金はかからないとの事です。
詳しくは現在調査中です。
いくつかの締切扉に『coming soon』の文字がありましたので、順次開放されるものと思われます。
展示物だけでなくそういった体感系コンテンツも今後増えてくると楽しいですね。
ここにきてピンポイント情報ですが、施設を囲むように浅い水路がありますので気を付けて下さい。
なぜか編集長がそれに気付かず両足ビチョ濡れハプニングがありました。
それをみてぼくは「年は取りたくないなぁ」と思いました。
ぼくは「今度は子供とかも連れて家族でも楽しみたいなぁ」とも思いました。
またこうゆったイベントに参加したいです。
アクセス
■住所
〒877-0054 大分県日田市高瀬6979
(サッポロビール 九州日田工場敷地内)
■営業時間
10:00〜19:00
■入場料
大人(18歳以上):700円(税込)
子供(18歳未満):無料
■定休日
なし
さいごに
オープン日の8月20日以降、真夏日が続きます。
日田市は全国でも有数の猛暑地域ですので特に夏場は水分補給をしっかり対策して、安全に、楽しく鑑賞しましょう。
出口横に自動販売機がありますのでぜひ利用してください。
ポッカってポッカサッポロだったんですね。知らなかった…
選ばれ続ける顔がある。語り継がれる漫画もある。ではまた。
おまけ コミック大人買い ギフトにも良し!
デジタル体験始まってました!コミックの、3dがデジタルで動的にど迫力で動き、コミックのなかに、同化したような、夢の世界でしたあ!いゃあびっくり!値段も全部で、700円で、オリジナルグッズも、できてて!よくなってましたあ
アトダさん、情報ありがとうございます!
11/18日から3D体験始まっていたことに気づきませんでした。
価格改定情報もサンキューです!デジタル体験するためにまた行きたいと思います!